Modulation of Neuron Network 神経ネットワークの調整

自宅での介護を支援するために、介護用品や介護機器の貸与、販売などのアドバイスを行っております。適切な介護用品・機器を使用することで、ご本人はもとより、介護者の負担が軽減されます。お一人おひとりの状況に適した用具・機器選択のお手伝いをさせていただきます。

●福祉用具貸与・特定福祉用具販売とは？

(1) 福祉用具貸与

福祉用具貸与とは、要支援、要介護の状態になったときにも、できる限り居宅で自立した日常生活ができるよう、利用者の希望・状況・環境を考慮し、適切な福祉用具の選定援助・取付け・調整等を行うサービスを言います。
厚生労働大臣が定める、以下の１２種類の福祉用具が貸与の対象となります。

■貸与の対象となる福祉用具

　�@ 車いす（電動車いすなど）
　�A 車いす付属品（車いす用クッションなど）
　�B 特殊寝台（電動ベッド）
　�C 特殊寝台付属品（ベッドにつける手すりなど）
　�D 床ずれ予防用具（エアマットなど）
　�E 体位変換器
　�F 手すり（取り付けに際し工事を伴わないもの）
　�G スロープ
　�H 歩行器
　�I 歩行補助つえ
　�J 認知症老人徘徊感知機器
　�K 移動用リフト（つり具の部分を除く）

(2) 特定福祉用具販売

特定福祉用具販売とは、厚生大臣が定める福祉用具のうち、入浴・排せつのように供するものといった貸与になじまないものの販売を行うサービスを言います。
以下の５種類の特定福祉用具が販売の対象となります。

■貸与の対象となる福祉用具

　�@ 腰掛便座
　�A 特殊尿器
　�B 入浴補助用具
　�C 簡易浴槽
　�D 移動用リフトのつり具の部分

福祉用具貸与サービス開始までの流れ

　�@ 介護保険の認定を受けている利用者が、居宅介護支援事業者に相談・申込みを行う
　�A ケアマネージャーが利用者の希望・状況を把握する
　�B 介護用品を納品　利用者に合わせて調整し、使用方法等を説明する
　�C 重要事項説明書による説明と同意により、契約を締結する
　�D 使用状況の確認、サービス提供の記録の整備等を行う
　�E 貸与終了後、介護用品を回収し、点検・消毒・保管を行う

■特定福祉用具貸与・特定福祉用具販売
　〜サービス開始までの流れ〜

　�@ 介護保険の認定を受けている利用者であれば、担当のケアマネジャーと連携し、
　　利用者の希望 や状況を把握

　�A 福祉用具の納品、利用者に合わせて調整し、使用方法を説明する

　�B 福祉用具販売は購入代金をいったん全額支払い利用者が市町村に支給申請する
　 　ことで、市町村 より9割が支給される。
　 　（但し、年１０万円が限度）